「農産物の直販を考える」講義内容の一部をお伝えします!〜農産物ネット販売のメリットとデメリットをおさえる〜

こんにちは!スタッフ中山です。


株式会社マイファームが運営し数多くの新規就農者を輩出している「アグリイノベーション大学校(通称AIC)」


その受講生の皆様に行なった講義内容の一部をお伝えする本企画。前回の第一部では下記の通り「ネットでの農産物販売を学ぶべき理由」と題して記事を公開させていただきました。

今回第二部では、ネット販売の形態とそれぞれのメリットデメリットについて説明させていただきます。「ネット販売」と一言で言えども、実際はいくつかの形態に分けることができるのです。



まず、生産者さんによる農産品のネット販売の形態は大きく3つに分けられます。

「自前EC型」「モール出店型」、そして「販売委託型」です。それぞれの特徴を整理しました。

1:自前EC型

■概要

個人の生産者さんあるいは法人が、自身でサイトを構える形態です。

お客さんはそのサイト上で直接生産者さんに注文、生産者さんは自身で梱包及び発送作業を行う必要があります。今ではかつてに比べ容易にサイトが作れる仕組みも整ってきています。

■メリット :サイトのカスタマイズができるため独自コンテンツを作りやすい。仲介する会社がないため手数料負担がない場合が多い。

■デメリット:個々でサイトを運営するためサイトへの集客が難しい。



2:モール出店型

■概要

モールにはショッピングセンターや商店街という意味がありますが、まさにその名の通りオンライン上の商店街にそれぞれの生産者さんが、それぞれのお店(販売ページ)を持ち販売を行う形態です。お客さんはそのモールを経由し支払いを行い、生産者さんが直接お客さんに発送作業を行います。例えば楽天市場、そしてポケットマルシェなどがこのモール型になります。

■メリット :モール上で個別のページが持てるため、独自の情報を発信できる。モール上に一定数のお客さんが訪れるため集客がしやすい。

■デメリット:受注後に梱包/発送を行う必要がある上、手数料をモール運営者に支払う必要がある。



3:販売委託型

■概要

一般的に生産者さんがオンラインサイトを運営する事業体へ商品を企業が持ち合わせている倉庫や店舗に出荷し、そこから商品を発送する形態となります。

■メリット :一度倉庫などに大きいロットで発送するため、出荷は比較的容易に行える。

■デメリット:倉庫を経由しての発送のため、生産者さんの声がお客さんに届きづらい。一般的に他サービスと比して手数料が高いことが多い。



ではそれぞれをまとめて比較してみましょう。「生産者の声(お客さんに生産への想いを伝えることができるか)」・「集客(お客さんがどれほど訪問するか)」・「物流(梱包や発送の手間はどれくらいか)」・「収益性(手数料はどれほどか)」の観点でまとめると、このように整理できるかと思います。


どの形態が優れているということではありません。自身の目指したい販売の方向性に基づき、販路の選択を行なっていくことが大切です。次回、最終回では「受講生の皆さんに聞いてみた!ズバリ、農産物のネット販売『したい?』『したくない?』」というタイトルで

講義時に受講生のみなさまと行なったワークショップの内容とそこで出た意見を紹介させていただきます。



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