こんにちは。ポケマルスタッフの中山です。
みなさん突然ですが『都市農業』という言葉をご存知ですか?都市農業は都市農業振興基本法によると「市街地およびその周辺の地域において行われる農業」を指すのですが、同時に「まちづくりに貢献」という面があると知り、興味を持っていました。
そんな都市農業ですが、つい先日「これからの都市農業の発展をみんなで考える会」というイベントにまちづくりのコンサルタントを行なっているランドブレイン株式会社様からお呼びかけいただき参加しました。目的は来たる11月2日の「都市農業の日」に向けた都市農業の情報発信方法を検討する意見交換をおこなうこと。今回はそのイベントでの内容をご紹介させていただきます。
参加企業には、ポケマルの他、体験農業事業を行う会社さん、調理機器メーカーさん、そしてメディアや広告業、自治体の方や農家の方まで様々な業界の方が多数参加しており、それぞれの事業内容や事例紹介などを行いました。また事例報告の後にはチームに分かれ、都市農業の今後に向け何ができるかということでワークショップも開催されました。
▼都市農業のもつ「6つの機能」
意見交換会ではまず、都市農業の持つ6つの機能について紹介がありました。6つとは「(1)まちなみを良くするはたらき」・「(2)防災に役立つはたらき」・「(3)環境を守るはたらき」・「(4)地域の食料をつくるはたらき」・「(5)食を学ぶはたらき」・「(6)交流を生むはたらき」というものがあるとのこと。都市と物理的に距離が近いため、消費地に与える影響、そして農地近辺の住民へ与える影響は大きいといえます。
私は特に、「(6)交流を生むはたらき」という点に可能性を感じています。というのも昨今「農業体験」や「農家民泊」という取り組みが盛んに行われていますが、やはり消費地との物理的な距離は参加者のハードルとなることが往々にしてあり、その意味で都市部に近い農地でのそのような体験をはじめとする交流を生む機能が存在するということは、参加障壁をなくすという観点から大きな意義があると考えているからです。
実際に今回の意見交換会の中でも、11月2日の「都市農業の日」に向けた具体的な取り組みとして、参加者からは
「農地でマルシェを開催することで、都市に住む一般の方に農業に親しんでもらう企画はできないだろうか」
といった問いかけや、
「我々民間企業が農業体験を行うサポートや市民農園を運営する手助けができるかもしれない」
といった意見も多く聞かれました。
さて、消費者と物理的な距離が近い都市の農家さんですが、物理的な距離の近さは配送コストの面からも大きなメリットを発揮します。生産者さんが直接スマホから出品できるオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」では、全体の購入者の約1/3が都内在住の方。そして都市近郊にお住まいの農家さんも多数登録されています。例えば東京都内生産者さんは17名、関東の生産者さんは147名いらっしゃいます。(2018年9月現在)
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