1日100セット販売していたみかん農家のメルカリハック術|松坂進也/和歌山県有田町

ポケマルでもみかんを中心に人気の農家、松坂さん。まだ31歳とお若いですが、絶妙な出品のネーミングやコミュニティの使い方、一つひとつに思考のあとが見られます。


お話を聞くと、ポケマルと平行してフリマアプリのメルカリでも「みかんを1日100セットは売っていた」とのこと!それではと根掘り葉掘り、松坂さんの「メルカリハック」ノウハウを聞いてみました。そしてなぜ今ポケマルに注力いただいているかも、、、。ご覧ください。


ーーメルカリ、随分活用されていたみたいですね?


新しいもの好きなのでとりあえずって感じで始めたんですが、とにかく売れるんでびっくりしました。


ーー考えていたこと、工夫していたこと、教えてください


まずターゲットは女性というのは明白だったので、その人たちにとってみかんは何なのかを考えました。みかんって、果物ですけど「刃物のいらないおやつ」とも言えますよね?1個あたりの価格で言えば市販のおやつより安い、そう位置づけました。

(競合研究もかなりされたとのこと)


やりながら観察していると、新着商品は公平にトップに出る仕組みで、よく売れるいわゆる「ゴールデンタイム」が19−22時ってことを発見しました。なので売る日はその時間にパソコンで死ぬほどいっぱいタブを開いて出品しまくってメッセージきたら返信して、というデイトレーダーみたいなことをしてました笑。


一方、単価をあげるのは難しいなあと感じていました。自分が売った残高から買うってこともあり、感覚値ですが2000円を超えないってのが一つのラインだった気がします。ただ、タイトルなどに「お子様むけ」とやったら単価あげても売れたんです。ターゲットを女性の中でも子供がある人にしぼって、利用シーンをより彷彿させた、といった感じでしょうか。

(ポケマルでもお子様向け商品を出品、人気となった)


ーー新規が多かったんでしょうか?リピーターでしょうか?


結構リピートもしてもらえました。いくつか工夫してましたが、うまくいった一つは、同梱物です。みかんの美味しい食べ方」「腐らないようにする保存の仕方」「腐りがあった時の対応」を書いたチラシを入れたらリピートあがったんです。


あとは、メルカリ内での対応だとただのクレーム対応だけの作業になるので、「不具合やトラブルの際はこちらに連絡を頂ければ返事が早いです」とFacebookページを紹介しました。トラブル時の対応が良いと信頼感に繋がるのでリピーターになりやすいですし、まさに「マイナスがプラスにする」作業をやりやすいのです。ちなみに商品ページではリンクを貼れないんですが、メッセージの中なら貼れることに気づきました。


ーーそれだけ売ってると、顧客対応が大変だったんじゃないですか?


正直、大変でした。というのも、僕もともとコミュニケーションが苦手なんですよ実は。。が、これもやっていくうちにですが「ちゃんとやればずいぶん楽になる」道が見つかってきたんです。これはポケマルでもまったく同じことが言えると思います。


とにかく大切なのは、「なんでもあり」な状態ではなく、こちらから「ルールを決める」ことです。クレームや質問がきそうな内容って大体決まってるので、それを先回りして、ルールとして最初から伝えておく。たとえばみかんだとどうしても腐ってしまう個体があったりするんですが、「防腐剤を使ってない」ということを名言しつつリスクを伝える。あとは「時間指定はできません」みたいな運用ルールも明記しておくだけで随分違います。


あと細かいところですが、なるべく質問やクレームが来ないように、プロフィールの最後に@繁忙期とかつけて、レスが遅いって最初から言っておくようなことをしました。メルカリユーザーはもう10分も待てない、みたいな人が多かったので。


おまけの活用も、顧客対応をうまくやるのに大切だと思います。みかんに限らず、どうしてもロスって出てしまいます。そこがクレームにつながらないように、おまけを入れる。というか、おまけを最初から考慮して商品を設計しちゃうんです。たとえば2kg箱の商品も、「2kg」とするのではなく「1.8kg」として出品し「潰れてしまうかもしれないので足しておきました」と添えておく。これだけで随分印象が変わります。


ーーメルカリでたくさん売れてるのに、なぜ「ポケマルに一本化していく」なんて嬉しいことを言ってくれるんですか?


理由はいくつかあります。まず一つは、メルカリチャンネルです。先ほど言った「ゴールデンタイム」にメルカリチャンネルが始まって売れゆきが少し変わったんです。ライブ販売は僕はやりたくなかったので、どうしようかなと思ってたんです。


そこで出てきたのが、ポケマルでした。販売力はまだメルカリには及びませんがちゃんと売れるし、なんといってもお客さんの質がとても良い。これが理由の2つ目です。ちゃんと現場を理解してくれるお客さんに出会える場としては抜群だと感じました。


3つ目は、手間です。メルカリはメルカリチャンネルをのぞいて、1商品1在庫なので、たくさん売るにはたくさん出品する必要があるんです。だからゴールデンタイムはパソコン張り付きで、その手間や人件費はバカにならないし、質問のやりとりとか含めて何というか疲弊するんですよね。ポケマルはそこのところ出品の手間はない、伝票は自動で届くし客の質はいい、ついでに言うと送料がめちゃくちゃ安いので、とにかく楽で助かるんです。


ーーなんと嬉しい。。。


だから、頑張ってくださいよ!食べ物ならメルカリ以上に売れる、そんな売場になってほしいです。あと、僕は八百屋さんや地域の個人のお客さんもたくさんいます。管理システムも改善されきてるので、そういう人にももっと案内できるものになっていって、農家の最強のプラットフォームになって欲しいです!


・・・


以上、松坂さんのメルカリハックインタビューでした。正解はプラットフォームの仕様とともに変化する部分はあると思いますが(上記メルカリの仕様については、2017年後半時点での松坂さん個人の理解となります)、ひとつひとつをしっかり考えるというスタンスそのものに、農産物直販成功の秘訣があるのでしょう。

松坂さん、ありがとうございました!


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