ポケマル、東急、ヤマトグループと連携したカンタン輸出の仕組みで農家の海外進出サポート!

こんにちは、ポケマル事業開発もろもろ担当の本間です。さてこの度、ポケットマルシェはヤマトグループ等のご協力により、バンコクの東急デパート内ショップ「47 Fresh From Japan」との連携を開始したのでご報告いたします。


店内に「旬ゾーン/SHUN ZONE」と名付けた、食べ物の情報に加え生産者情報を前面に押し出すポケマル棚をプロデュース。全国700名を超える(2018.07現在)ポケマル生産者さんの海外販売もサポートしていきたいと考えています。


詳細はこちら及び記事末尾のプレスリリースをご覧いただければと存じます。が、せっかくなのでこちらの記事ではせっかくなので現地の情報をもう少しお伝えしたいと思います。


輸出の仕組みについて

「海外販売は興味あるけど手続きがよく分からない・・」と思われている、農家さん漁師さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回の取り組みのキモは、実はその課題を全て解決した仕組みにあります。ポケマル生産者さんはいつも通りポケマルに出品しているだけで、通関手続きなどを一切行わず、気づいたらタイにお届けできているという形です。「スマホで出品、カンタン輸出」。うーん、もう少し良い語呂考えます。


もう少し具体的に書くと、このような感じです。


●ポケマル生産者:ポケマルに出品

●ライブス社(今回の仕組みにおける輸出者):ポケマル上で注文

●ポケマル生産者:伝票を受け取り、発送→羽田空港クロノゲートに納品<N日>

●ライブス社:検疫・通関手続き等

ーー荷物は羽田から航空便*で翌日<N+1日の早朝>タイへーー

●メディエーター社(今回の仕組みにおける輸入者でり店舗運営):輸入手続き

●タイヤマト社:店舗へお届け<N+1日の夕方>


輸出入、物流(羽田→バンコクはYNAという安価なクール便の仕組みを活用します)をカバーする各社のネットワーク・ナレッジと連携することで、「スマホで出品海外へ」を実現できたのです。



販売価格やタイのマーケットについて

さて輸出ができたとしても、売れる価格でないともちろん意味がありませんが、そこはどうでしょうか。今回取り扱った桃では現地で1つあたり230〜260バーツ(760〜860円)と、国内、国外への輸送料や関税の手数料を加算した結果、生産者の手取りの数倍になっています(今回もポケマルは生産者さんの指定価格で取引しています)。


高いと感じるかもしれませんが、現地のスーパーや物産市で販売される日本産の価格とは変わらないのが実情です。日本産の農水産品では、農林水産省のA5(農林漁業成長産業化ファンド)が展開する「食の劇団」が最大手ですが、同等の価格帯です。また、まだポケマルx47Fresh From Japan(47FFJ)の取り組みは始まったばかりで、取引量の増加に応じて相対的に送料/手数料を抑えてよりリーズナブルな価格を狙っていける可能性があります。


※食の劇団:タイではWa Theaterのブランドで展開。現地著名人を活用して精力的にプロモーション活動をしています。下記Instagramアカウント。

ただし、物価の安いタイでその価格は受け入れられるのか?と思われるでしょう。確かに、新卒の給与で18,000バーツ(約6万円)ほどです。一方、47FFJ含め日本産品の主なターゲットとなるのは、月収10万バーツ(33万円)以上の富裕層となり、それは所得上位2.3%にあたると言われてます。これを多いと見るか少ないと見るかは判断がありますが、間違いなく存在する富裕層とそのニーズをしっかり捉えて行くのが、今の日本産品の現状と言えるでしょう。


ちなみに47FFJがある地域は日本で言えば二子玉川のような高級住宅街。「お金持ちは料理をしない」が常識ですが、一方で東急デパート内でも実は調味料がよく売れているとの情報もあります。ポケマルでは、果物に限らず野菜や畜産、水産品まで、こうした常識にもチャレンジしてプロデュースしていければと考えています。


ーーー以下、プレスリリース文ですーーー


ポケットマルシェ、バンコクで農水産品の現地販売をプロデュース  生産者情報をディスプレイした「産地が見える売り場」を展開


株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之)は、タイ王国の首都バンコクの東急百貨店内「47 Fresh From Japan」において、生産者情報を全面に押し出した特設コーナー「SHUN ZONE」の展開を開始しました。

【「ポケットマルシェ」について】

「ポケットマルシェ」(ポケマル)は、全国の生産者と会話しながら直接食材を買えるオンラインマルシェです。出店者は100%が農家もしくは漁師。旬の今だけ、数量限定、規格外など、今まで流通に乗らなかったような食べものが並ぶ「スマホの中のマルシェ」です。2018年7月時点で705名の生産者が利用しています。


【バンコクでの取り組みについて】

●特設コーナー「SHUN ZONE」- 7月は桃をテーマに -

ポケットマルシェは、バンコクの東急百貨店パラダイスパーク店内で日本の農水産品を販売する「47 Fresh From Japan」内で、7月6日より特設コーナー「SHUN ZONE」の展開を開始しました。「SHUN ZONE」は、生産者が日々スマホからポケマルに出品する旬の食材の中からテーマを決めて詳細な情報とともに販売するもの。食材やその食べ方だけでなく、生産者の情報やその思いなどをディスプレイした「産地が見える売り場」です。

7月のテーマは桃。ポケマルに出品している下記3名3品種の桃を販売します。今後も季節に応じた展開を予定しています。


・福島県の亀岡 隆宏さん( https://poke-m.com/producers/60 ) 品種=はつひめ

・和歌山県の林 陽平さん( https://poke-m.com/producers/7487 ) 品種=加能岩白桃

・熊本県の片山 和洋さん( https://poke-m.com/producers/6 ) 品種=白鳳


●47 Fresh From Japanについて

バンコク東急百貨店パラダイスパーク店を運営するPT Retail Corporation Limited、株式会社ライヴス、株式会社メディエーター、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社が、日本の生産者の新たな販路拡大による農水産品の輸出拡大と、タイの消費者の豊かな生活の実現に貢献するために2018年1月24日オープンした日本の農水産品販売店。輸出入手続きから、各種輸配送、現地販売までをトータルで提供しています。


【株式会社ポケットマルシェ概要】

会社名 :株式会社ポケットマルシェ

所在地 :岩手県花巻市藤沢町446-2

事業内容:食のC2Cサービス「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営

代表者名:高橋 博之

URL   :サービスサイト http://poke-m.com

     企業サイト http://www.pocket-marche.com/

     生産者募集サイト http://producer.pocket-marche.com/

思いが伝わる直販プラットフォーム。農家・漁師のみなさまはこちらから|ポケットマルシェ

ポケットマルシェは、全国の農家・漁師が出店する、ネット上のマルシェです。生産者が誰でも簡単に出品できる仕組みをつくりました。